見たことのあるデッキばかりに囲まれて
2007年3月20日コメント (6)GP京都は前日トライアルで3Byeとって初日5−1、2日目2−3−1のトータル10−4−1の41位でした。もっとも最後の1分けは本当は負けてるからもっと準位は低かったでしょうが。
さて問題はこのタイトル。毒のある話になりますがあくまで私自身が感じたことに過ぎないため、あまり気にしないでください。
GP京都のトライアルに出てはじめに感じたのが「プレイヤーの質が落ちた」ということです。といってもプロプレイヤーの方々が下手だ、というわけではなくその下の「地元の強いプレイヤー」クラスの人々の数が大きく減少しているためです。一言で言うとプロプレイヤーとカジュアルレベルのプレイヤーの中間層が非常に薄くなっているように感じました。
もう一つは「自分でデッキを組まなくなった人の増加」です。私自身今回は青緑のモルフコンにセレズニアの要素を加えたオリジナルのデッキ、所謂ローグデッキで出場しました。しかし会場を見回してみてもローグデッキはほとんど見られず、ネットでコピーしたとしか思えないデッキがほとんどでした。これ自体は否定することではないのですが、これらのデッキを使う人の多くがデッキに振り回されている感じが否めませんでした。
今プロプレイヤーレベルの人々よりも下の人々は自分でデッキを組んでいるのでしょうか?自分でデッキを組まない人は基本的に上達することはありません。自分でデッキを組むことが環境への理解につながり、デッキの本来のプレイングを理解することにも繋がります。今回のGPでローグデッキがほとんどいなかったことと中間層の減少は大きく関係していると考える次第です。
・・・堅い話になったので最後にネタ話を。トライアルのときにデッキリストを書いていると後ろから声が
「やっぱりデッキは俺の4色トリコロールが」
自分で新しいデッキを作ってるだけいいことだと思ってしまいますが・・・しかし何色なのやら。
さて問題はこのタイトル。毒のある話になりますがあくまで私自身が感じたことに過ぎないため、あまり気にしないでください。
GP京都のトライアルに出てはじめに感じたのが「プレイヤーの質が落ちた」ということです。といってもプロプレイヤーの方々が下手だ、というわけではなくその下の「地元の強いプレイヤー」クラスの人々の数が大きく減少しているためです。一言で言うとプロプレイヤーとカジュアルレベルのプレイヤーの中間層が非常に薄くなっているように感じました。
もう一つは「自分でデッキを組まなくなった人の増加」です。私自身今回は青緑のモルフコンにセレズニアの要素を加えたオリジナルのデッキ、所謂ローグデッキで出場しました。しかし会場を見回してみてもローグデッキはほとんど見られず、ネットでコピーしたとしか思えないデッキがほとんどでした。これ自体は否定することではないのですが、これらのデッキを使う人の多くがデッキに振り回されている感じが否めませんでした。
今プロプレイヤーレベルの人々よりも下の人々は自分でデッキを組んでいるのでしょうか?自分でデッキを組まない人は基本的に上達することはありません。自分でデッキを組むことが環境への理解につながり、デッキの本来のプレイングを理解することにも繋がります。今回のGPでローグデッキがほとんどいなかったことと中間層の減少は大きく関係していると考える次第です。
・・・堅い話になったので最後にネタ話を。トライアルのときにデッキリストを書いていると後ろから声が
「やっぱりデッキは俺の4色トリコロールが」
自分で新しいデッキを作ってるだけいいことだと思ってしまいますが・・・しかし何色なのやら。
コメント
最近はネットでデッキを探して→それを調整って感じの人が増えて、「デッキ構築」=「10枚程度のカードの入れ替え」みたいな感じになってしまって、最初からの「デッキの構築」は滅多に見なくなってしまいましたね。
ネットにないデッキ=あまり強くないデッキって先入観のようなものが強くでてしまってるんですかね?
まあ自分もロックスからデッキを変えれなくなって、「構築」を全くやれてない一人ですがw
自分でデッキを組まないでも、ちゃんと練習すればプレイングや環境の理解は可能でしょうし、逆に自分でデッキを組んでいてもどうしようもない人も沢山います。
何より、ここまで多様な環境では自分で一からデッキを組むメリットはさほどないと思われます。
言っちゃ悪いですけど、現環境ローグデッキなんて余程の完成度がない限りただの自己満足です。
でも、「自分で作ったデッキを使う」よりも「コピーデッキを使う」ほうが目先の結果を残せるのも事実。
今回ローグデッキが少ないのは、中間層が減少しているのではなくて、環境が成熟して現存アーキタイプが多すぎるせいだと思う。こういった環境では既存デッキへの理解が進まないため、見たことないようなデッキを作るための難易度が高い。かといって既存のデッキを無視してデッキを作るのは、自分でデッキを組んでいてもどうしようもない人達と同じ。
「MtGというゲームに対する、プレイヤー側の理解度に関して」
じゃないかと思うんですが。
僕が読みとった内容を意訳すると
「きちんと環境やゲームを理解してる人が減ってきてないか?
自分でデッキを組まない等々、ゲームに関して考える場面が減っちゃうと『自分で考える』ことが少なくなるし、何事も自分で考えないと上達しないでしょう。
それはちょっと危なくない? もうちょっと理解度を底上げするよう努めた方が良くない?」
って感じだったんですけど。
違いますかね。
四段落目(「もう一つは〜」)の文意も、問題は
「ローグデッキが少ないこと」ではなくて
「デッキを使いこなせてない人が多かったこと」ですよね。
【プロ予備軍の中間層の人数が薄くなってる気がした】ことと、
【デッキを使いこなせてない人間が多い】こと。
この二つのことから『(プレイヤー側の)平均的な理解度の低下』という共通する原因が考えられるんだけど、この考えはどうだろう?
といった辺りがI原さんが言いたかったことじゃないでしょうか。