以前飲み会で「ピカチュウみたいなのが部下についたらどうするか?」ということで議論したことがあったのですが、すでに社会では問題になっていました。

ゆとり社員攻略マニュアル
http://marisol.nikkei.co.jp/around40/20100331/okite1.html

これの「上手な付き合い方、育て方」を利用すればピカチュウを「立派な大人(笑)」に育てれるかも、と勘違いして考察してみました。

対策1:50点で合格とする
赤ちゃんの時から学生時代まで、「ほめて、伸ばす」という方針のもとで育てられた「ゆとり社員」世代。社会人になっても厳しい指導は生理的に受けつけない。そこで、大事なのが「初期段階での妥協」。研修などでもパーフェクトな出来を期待せず、50点で合格とする。最初にほめることでとりあえずやる気を起こさせる。ただし、ほめられるといい気になりやすいのも彼らの特徴 。「ここはこういうふうにやると、もっとよくなる」と、絶えず次の努力目標を明確に指示することが必要。

なるほど、ほめても鼻しか伸びないと思ってたらこういうわけだったのですね。しかしピカチュウに実践するのは面倒だな。


2:役割分担を決める
自分ひとりで新人を育てようとは思わないこと。慰め役、アドバイス役、ガツンと注意する役など役割を分担することで、育てる側のストレスも分散できる。

これは(意図せずして)実践できてる気がする。


3:最初は具体的なマニュアルを作る
なんでもかんでも親や教師がお膳立てしてくれた世代なので、彼らに自主性を期待してもむなしい結果に。ならば、「指示待ち」という彼らの特性を有効に活用するべき

めんどい


4:今やっている作業の意味を理解させる
やる意味がわからないと仕事のやる気が出ないのは、誰であっても共通。でも、仕事を教わりながら意味を知り、自分で理解を深めたのは昔の話。スピード時代に生まれ育った「ゆとり社員」にそんな悠長な話は通用しない。

これはできそう。プロキシーを作ってデッキを回す意味、サイドボードプランを考えておくことの意味など理解できてなさそうなことは多い。


5:個人ではなく全体に注意する
打たれ弱く、人から注意されると過剰に傷つきがちな「ゆとり社員」。例えば、態度や服装などについて1対1で注意すると、「なんで私だけが叱られなきゃいけないの」「いじめ?」と被害者意識をもつことも。従って、注意したいことがあったら全体に対していう。

なんかいろいろ思い当たるな。しかし長野にはピカチュウ級のゆとりは早々いないので全体に言うのは難しい。


6:とりあえずしゃべらせる
「黙って上司に従え」「言いわけをするな」では、彼らにとって上司や先輩は“困った暴君”になってしまう。とりあえず、彼らにしゃべらせ、未熟な論理も、幼稚な言いわけも聞いてあげる。もちろん、すんなり言い分を聞き入れる必要はない。「言い分はわかりました。ただこの場合はそれは通用しません。あなたの仕事は~で、それでお給料が出ているのだから」と、淡々と説明をする。

赤青の人が完璧に実行中。みんな見習いましょう。


7:バブルの成功談を捨てる

Mtgだと「昔は~だった」みたいな話をしない、ということ。一番自分が思い当たるので注意します。


8:3つの魔法のフレーズを味方にする

彼らの意見はまず、「なるほどね」と受けとめる。即否定しないことが過剰な反撃や黙り込みの防止策に。
何か注意をしたい時は、「あなたらしくないじゃん」。“あなたのいいところはわかっているからね”というニュアンスが相手を素直にさせる。
協調性がない相手には、そもそも仕事とはひとりでするものではない、というような説教ではなく、「あなたが損するわよ」というと、損得勘定に敏感な彼らはハッと気づくはず。困ったら、この3フレーズで乗りきろう!

今度からピカチュウの言葉には「なるほどね」から入ることにします。



皆さん実践してあげてください。私は面倒なので最後のだけ実践します。たぶん。

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